人に歴史あり。今回、うちの母親と私の話です。サクラは関係ないので、興味のない方は今回はスルーを推奨いたします…!あと、重い話が苦手な方もスルーでお願いします🙏
私の母親は、地獄のような家庭環境で育ちました。ですが、言われなければとてもそうは見えない位、明るい人間です。
それを私が知ったのは20代前半だったかな。
私の母親は、漁師の父親に暴力を振るわれ、実母は庇ってくれないという家庭で育ちました。
この漁師の父親というのは、学力コンプレックスが強く、子供らしく無邪気だった私や兄(次男)の事は可愛がってくれたのですが、同じ孫でも、利発で弱さを表に出さないタイプの長男の事は大嫌いで、あからさまに差を付けて接していたそうです。
そして気弱で、コンプレックスが強いので、自分よりも強い者には何も言えずにヘコヘコし、自分よりも弱い者に当たり散らすという典型的なDV野郎です。
プッツンすると見境が無くなり、ガラスの灰皿を投げつけて来たり、机をひっくり返して暴れたり、殴りつけたり、もの凄かったらしいです。
そして実は、この漁師の父親は血が繋がっておらず、私は20代半ばで、自分の知っている優しいお祖父ちゃんというのが、実はDV野郎で、しかも赤の他人という事を知り、ショックを受けたのですが、
本当のお祖父ちゃんはイタリア人と日本人とのハーフという事で更に驚きました。
ようは、私の母親の母親はバツイチで、イタリア人ハーフと離婚後、DV野郎と再婚したという事ですね。
この漁師の継父に「お前なんか絶対に幸せになれない!!」と言われ育ったらしく、母親は悔しくて悔しくて逆に
「絶対に幸せになってやる!!」と心に決めたらしいです。
そして私の父親と出会い、結婚して3人の子供を産みました。
結婚してからもすぐに傷が癒える訳ではなく、何十年も悪夢にうなされる日々だったみたいですが、それでも時間が解決して、今は思い出す事もあまりないみたいです。
漁師の継父もまた、自分の親に虐待をされて育った人間で、自分がやられてきた事を子供にしていたようでした。
こういう負の連鎖の話は聞いた事があるけど、うちの母親は決して私たちにそのような事をしなかったです。
心を強く持つという事、幸せになろうと思えば絶対になれる事を私は教わりました。
母親は私に強く生きてほしいと言って育てました。
私は、強く生きて欲しいという言葉で、弱さを出せなくなってしまい、苦しくなってしまった時期もありましたが、
今は、やっと言葉の意味も理解出来るようになり、前を向いて頑張れていると思います。
生きていく上で、一番必要なのは、やっぱり、精神力!!
弱い所があったていい!最終的に立ち上がって頑張ればそれでいい!大切なのは自分に負けない事。
それを子供達にも教えていきたいと思います。
お母さん、ありがとう。負の連鎖を断ち切って、幸せな家庭環境で育ててくれた事を感謝します。過酷な状況の中、決して負けなかったお母さんを、世界で一番尊敬してます。余生は幸せを満喫して下さい。
白内障の手術をして、目がよく見えるようになったから一緒に絶景でも見に行きたいなぁ✨
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